アメリカ人男性には聞き上手が一番

21 4月

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私は数人の日本人男性達とお付き合いをしてきましたが、

その誰もが共通して聞き上手だったように思います。

もともとおしゃべりの私は、

一方的に感情的に話しかけ、

それを男性は聞いているという感じでした。

 

私はそれこそ仕事の愚痴や悩み、

友達との話題や喧嘩の話など、

それこそ聞いている側が面倒になるようなことも

気にせず打ち明けられるような相手ばかりだったんです。

でも男性側が何か悩みをうちあけることは

めったにありませんでした。

 

それは、日本人男性は弱音を吐くことに対して

「男らしくない」「格好悪い」

というイメージがあるからに思います。

 

草食男子なんて言葉がありますが、

そんな男子達でも女子の前で

このような弱音を吐くことは少ないのではないでしょうか。

 

私の考えでは、そんな我慢強い男性が

何か弱音を吐こうものなら

それは相当な悩みなはずなので、

どこがいけないのか、どうしたら解決できるのか

を私なりに一生懸命に考えて話しました。

 

それが、悩みを打ち明けられた側の

当然の行為だと信じて疑わなかったのです。

 

でも実際、アメリカ人の夫と出会ってからというもの、

この行為が一番彼の機嫌を悪くする

失敗の元であることに気付きました。

 

そう、アメリカ人男性が何か弱音や悩みを打ち明けた時、

それに対して自分なりの考えや意見をするのは

怒りを買うもとなんです。

 

何で私の意見を聞くと怒るの?

じゃあ最初から何も話さないでよ!

 

というのは、日本人女性のおごり。

 

そもそも、アメリカ人は男女問わず

夫婦であったり、深い関係にある恋人同士であれば

仕事の愚痴や金銭の悩みなど、

ぽろっと何気なくこぼすことがたくさんあります。

 

でも、それに対していちいち間に受けて、

相談に乗ろうしてはダメ。

彼らははただ単に聞いて欲しいだけなんです。

 

彼らは愚痴や悩みだけでなく、

これ買う、あれ買うなど、

将来的に買う予定のものをさも明日買う

かのように話すことが多々あります。

 

財布の状況を知っている妻としては

「え、でもそんな余裕ないでしょ?」

とつい口にしたくなるもの。

 

でも彼は今すぐにという意味で言っているわけではなく、

先の未来についてのリストをあげているようなものなんです。

 

アメリカ人男性と付き合っていく上で

ちょっとした愚痴や悩み、

先の見えない購入プランには

黙って聞くことが円満の秘訣であることは確実でしょう。

 

 

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(photo:rileyRoxx/flickr)