クラスにて【シチュエーションで英会話~留学編】
11 10月
留学して最初のクラス当日、先生やクラスメイトとのコミュニケーションはどのように行われていくのでしょうか。
席は空いている席に適当に座りましょう。
隣同士のクラスメイトと仲良くなる可能性が高いため、自分が仲良くなりたい生徒の隣に座るのも手ですね。
ここで気をつけたいのが、アメリカではよほど混んでいない限りはひとつ席をあけて座る、もしくは空間を気持ちあけて座るのが基本です。
相手(アメリカ人)の居心地の良いスペースを保つことが大切ですので、体が近づきすぎないよう注意しましょう。
席について・・・。
Saya: Hi, I’m Saya. What’s your name?
「ハーイ、私サヤ。あなたは?」
Mary: I’m Mary. Nice to meet you, Saya.
「私はメアリー。よろしく、サヤ。」
Saya: You, too. Are you from around here?
「こちらこそ。あなたこの辺から来たの?」
Mary: No, I grew up in Hawaii and move here in 2009. How about you?
「ううん、育ったのはハワイなんだけど、2009年にこっちに引っ越してきたの。あなたは?」
Saya: I’m from Japan. I actually just got here.
「私は日本から。実際やってきたばっかりなんだ。」
Mary: What’s made you come here?
「日本からここまで来たきっかけは?」
Saya: I always wanted to live in a foreign country. The U.S. is a diverse nation, so I thought if I came here, I could meet many people from different countries.
「いつも外国に住みたいと思ってたの。アメリカなら色々な人種がたくさんいるし、ここに来れば色々な国の人と会えると思って。」
Mary: Yeah, you got the right idea. I am also originally from Taiwan.
「そうだね、(ここに来たのは)正しい判断だわ。私も元はタイワン出身なんだ。」
Saya: Nice. Tell me about Taiwan.
「ナイス。台湾について教えて。」
Are you from around here?
「この辺から来たの?」
は、初めて会うどんな人でも当たり障りのない、会話をつなげるのに便利なフレーズですので、是非使ってみましょう。
メアリーが、
“I grew up in Hawaii and move here in 2009.”
「ハワイに住んでいたけれど、2009年に引っ越してきたの。」
と言っていますが、moveは「動く」という意味のほかに「引っ越す」という意味も持ち合わせています。また、アメリカ人は何年前というよりは、いつ=2009年のように表現することが多いので、その表現に慣れましょう。
また、メアリーが、
“I am also originally from Taiwan.”
「私ももともとは台湾出身なのよ。」
と言っていますが、be+ originally from+国で、「自分はアメリカ国籍だけれど、先祖は~の国からやってきた」という表現です。人種の多いアメリカならではの表現ですね。
早速クラスメートの一人と仲良くなれましたね。
相手から話しかけられるのを待つのではなく、クラスメートへは自分から積極的に話しかけましょう。一人だけでなく、この調子で二人、三人と色々なクラスメートと一通り話しておくと、グループワークで組んだ時や、プレゼンテーションの時に見知った顔がいることで、変に緊張せずにすみます。
(photo: James Sarmiento (old account) / flickr )
(photo: Unhindered by Talent / flickr )