初めてのデート【シチュエーションで英会話~留学編】

8 11月

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同じクラスのダンにデートに誘われたサヤ。今日は初めてのデートです。
アメリカ人の彼との初デートはどんな感じで行われていくのでしょうか?

Saya: Hi Dan, how are you?
「ハーイ、ダン。元気?」
 
Dan: I’m good, thanks.  You look really good!  Do you want soda and popcorn for the movie?
「その服似合ってるね!映画の時用にソーダとポップコーンいる?」
 
Saya:Yeah, I want soda.  Let’s get some.
「そうね。ソーダほしいな。買いに行こう。」

映画を見終わって。。。

Dan: The movie was really funny!  Did you like it?
「本当に面白かったね!気に入った?」
 
Saya: Yeah, I liked it very much.  I like comedy.
「うん。すごく気に入ったよ。コメディ好きなんだ。」
 
Dan: Me too.  I have really funny movie at home.  Do you want to watch it next time?
「僕も。家にすっごい面白い映画があるんだ。次回はそれ見る?」
 
Saya: Sounds good.
「いいね。」
 
Dan: Are you hungry?  Do you want to go eat?
「おなかすいてる?何か食べに行きたい?」
 
Saya: I’m starving.
「もうぺっこぺこ。」

学生同士の初めてのデートは映画に行くことが多いようです。
後は少しおしゃれなディナーに行ったりがメジャーです。

ダンがYou look really good!「その服荷合ってるね!」と言っていますが、これにはcute「かわいいね」という意味合いも含まれています。

日本人特有の謙遜で、「そんなことないよ。」などと言うと、相手はなんで?と不思議な印象を与えてしまうので、素直にthanks!「ありがとう」と伝えましょう。

基本的にアメリカ人はお世辞をあまり言いませんので、褒められたら素直に受け取るようにしましょう。

 

映画館内では、特大サイズのポップコーンジュースを手に映画を見る人をよく見かけます。

ポップコーンは大きいので、もし食べたければ相手とシェアするというのも良いでしょう。ただし、このポップコーンとジュースを買うと、映画のチケット(大体8ドルから10ドル)と同じくらいかかってしまいます。

初デートでは男性がおごるのが一般的ですが、相手が同じ学生の場合は、チケット代を出してくれたらジュースやポップコーンは自分がという風にすると好感をもたれるかもしれません。

SayaがLet’s get some「(いくつか)買いに行こう。」と言っていますが、このsomeは、自分はソーダがほしいけれど、相手は何がほしいのか(もしくはいらないのか)わからないため、複数形で表しています。

Let’s get my soda.

としてしまうと、自分のだけ買いにいくというニュアンスなので、相手に有無を言わせない感じがしてしまい、少し印象が悪く聞こえてしまいます。

 

また、アメリカでは初デートで相手を見極めるのが一般的のようです。ですので、2回目、3回目と会う場合は、すでに相手にガールフレンドであると認識をされている場合があります。
もし全く相手に気がない場合は、2回目以降はデートをしないほうが良いでしょう。

誘われた時は1回目のデートでは告げずに、2回目に誘われた時に連絡を返さない、もしくは何か理由をつけて断り続けるというのが女性の間で多く行われています。

1回目のデートの帰り際にキスをしたいというアメリカ人男性もたくさんいますので、もし相手に気があるけれど早いと感じたら、日本の文化であることを説明し、相手を不安にさせないことがポイントです。

インターナショナルカップル文化の違いが原因でお互いに勘違いをすることがたくさんあります。
そういったことで残念な結果にならないためにも、きちんと言葉で説明することが大切なのです。

(photo: Lee Cannon / flickr )
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