ルームメイト探し【シチュエーションで英会話~留学編】
12 11月
寮生活やホームステイは月にだいたい400ドル~500ドルほどかかります。
留学中はなるべく節約したいですね。
友人同士でルームシェアをすると、その人数が多ければ多いほど電気代や家賃が浮きますので、場所にもよりますが200~300ドルほどで生活できる場合もあります。
また、ルームシェアの良いところは、基本自由なところです。何時に帰ってこようが、友人宅に泊まろうが誰に伝えることもありません。
サヤはホームステイをやめて、ルームシェアをすることにしました。
クラスメートでも特に仲の良い、ゲイのエドガーがルームメイトを探していると聞いたので、彼に話を聞きに行きます。
Saya: Edger, I heard that you are looking for a new roommate. Are you still looking?
「エドガー、あなたが新しいルームメイト探してるって聞いたけど、まだ探してるの?」
Edger: Yeah, my previous roommate just moved out, so we have an empty room.
「うん、前のルームメイトがついこの間出て行ったから、空室がひとつあるんだ。」
Saya: What do you think about me moving in? Who else is living with you?
「私が新しく加わるってのはどう思う?他には誰が住んでるの?」
Edger: That would be awesome! I live with Nikki. She is a very nice girl. I think you guys can get along.
「そうなったらいいね!ニッキーって女の子と住んでるよ。彼女とってもいい子だよ。君と話が合うんじゃないかな。」
Saya: Nice! I’m very interested in. Can I go see the room and meet Nikki sometime soon?
「すてき!(ルームメイトに加わることについて)すっごく興味がある。近いうちにその部屋のチェックと、ニッキーに会ってみたいんだけどできるかな?」
Edger: Sure. How about today after this class? I think Nikki is at home.
「もちろん。今日のこのクラスが終わってからは?ニッキーも家にいると思うよ。」
Saya: Sounds perfect!
「いいね!」
とんとん拍子に話が進みました。
このように、誰がルームシェアを希望しているのかを事前に人に聞いて情報を収集しておくと、どこからルームメイトを探せばいいのか困らずにすみます。
アメリカでは常に人とのつながり、ネットワークがキーです。
サヤが、
I heard that you are looking for new roommate.
「あなたが新しいルームメイトを探してるって聞いた」
とエドガーに話していますが、このI heard that~は「~だと聞いた」と第3者から聞いた事柄を表現するのに使うフレーズです。that以下には主語+動詞の文が続きます。
Moveは「動く」という意味のほかに、「引っ越す」という意味を持ちます。
Move inで「入居する」、move outで「出て行く」という意味になります。
I’m interested in.は「~に興味がある」というフレーズですが、何か相手から申し出を受けて、即答はできないけれど、自分の関心を伝えたい時に最適の言葉です。サヤの場合は、「部屋を見たり、他のルームメイト、ニッキーに会わないと決められないけれど、とても関心がある。」という意味合いになります。
ルームメイトは学校の生徒用の掲示板やインターネットで探せますが、いらない危険やルームメイト間のトラブルを防ぐためにも、信頼のおける友人同士のルームシェアをお勧めします。
また今回はエドガーは男性ですが、このようにゲイでなくてもストレートの男性・女性と異性混合でルームシェアをすることはアメリカでは珍しくありません。
ただしルームメイトと言えど異性ですので、恋愛に発展することもあるかもしれません。そういう問題が起きると面倒くさいというような場合は同姓同士を選ぶと良いでしょう。
(photo: Katie@! / flickr )
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