電話での問い合わせ【シチュエーションで英会話~留学編】

2 12月

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アメリカ生活を続けていると、どうしても避けられないのがカスタマーサービスへの電話での問い合わせです。たとえば、携帯電話に加入していて、月の請求額が間違っていたために修正の電話を入れたり、雪による学校閉鎖の確認、病院への予約の電話などシチュエーションは様々です。今回は、携帯サービスへの問い合わせをシチュエーションとして学びましょう。

Prrrrr.

 

Operator: Thank you for calling T-XXbile.  This is Christine.  How can I help you?

「T-XXbileへお電話いただきありがとうございます。私はクリスティーナです。どのようなご用件でしょうか。」

 

Saya: Hi Christine.  I received a monthly bill and found a mistake.  Do you need my personal information first?

「ハイ、クリスティーン。月の請求書に間違えがあることに気づいたのですが、私の個人情報が先でしょうか?」

 

Operator:Yes, please.  What is your first name and last name?

「はい、お願いいたします。まず、ファーストネームとラストネームをお願いします。」

 

Saya: My name is Saya Ichinose.

「私の名前はサヤ イチノセです。」

 

Operator:How do you spell your fist name?

「ファーストネームのスペルを教えてください。」

 

Saya:S as song、A as apple, Y as yes、and A as apple.

「ソングのS、アップルのA、イエスのY、それとアップルのA」

 

Operator:Thank you.  What is your phone number?

[ありがとうございます。電話番号をお教えください。]

 

Saya:(425)771-9XX0.

「(425)771-9XX0です。」

 

Operator:OK.  Your address?

「OK。住所をお願いします。」

 

Saya:It’s 10XX Charlston st SE, Seattle, WA, 98101.

「10XX Charlston st SE, Seattle, WA, 98101です。」

 

Operator:OK. And, could you explain the reason for your call again?

「OK。それでは今日お電話をいただいた内容をもう一度お教えいただけますか?」

 

Saya:Yes, the bill I received was wrong.  The amount of monthly payment is supposed to be $56+tax.  But, this month, I was billed $86+tax.

「はい、届いた請求書に誤りがありました。請求金額がいつもなら税抜き$56のはずが、今月税抜き$86でした。」

 

Operator:Yes.  It seems like it is a mistake.  I apologize.  We will send you another bill in two weeks.

「そうですね、誤りのようです。申し訳ございません。2週間以内に新しい請求書をお送りいたします。」

 

Saya:OK.  Thanks!

「OK。どうもありがとうございます!」

 

Operator:Is there anything else I can do for you?

「その他に何か私ができることはありますでしょうか。」

 

Saya:No.  That’s all I needed.

「いいえ、それだけです。」

 

Operator:Thank you very much, Ms. Saya.  Have a wonderful day.

「どうもありがとうございました、Ms.サヤ。良い一日を。」

 

Saya:You too.

「あなたも。」

 

オペレーターの決まり文句として、電話に出た時は”会社名、自分の名前、How can I help you?”が続きます。How can I help you?は直訳すると「私はあなたをどうやって助けられますか?」ですが、ニュアンス的には、「本日の御用件は何でしょうか?」となります。

また、カスタマーサービスではまずシステムの個人情報と話し手が一致しているかを確認することが基本となっていますので、名前、電話番号、住所、必要であれば生年月日を問われます。

その後に内容を話すようにしましょう。

 

サヤが、the bill I received was wrong.  と言っていますが、まずthe bill I received was wrongの部分に関係代名詞の省略が含まれていることに気づきましょう。The bill which (もしくはthat) I receivedですね。このように、関係代名詞の省略は、日常的に行われています。

また、The amount of monthly payment is supposed to be $56+tax. の、be supposed to be=need to beと同じと考えてください。「~であるはず。」という意味です。どちらを使ってもかまいません。

But, this month, I was billed $86+tax.
このbe billedは受身で、「請求される」という意味になります。Billは名詞で「請求書」自体を表し、動詞では「請求する」となります

I apologizeI’m sorryと同じ意味ですが、カスタマーサービスなどでよく使われる、「大変申し訳ございません。」のような丁寧な響きを持ちます。

 

電話でのやりとりは慣れるまではとても難しく感じられますが、一度流れをつかんでおけば、どのようなことが聞かれているのかが大体想像がつきます。電話をする前に、自分の言いたいことをメモしておくと、聞き忘れなどを防げるので便利ですね。

(photo: globochem3x1minus1 / flickr)