スーパーボール観戦パーティ【シチュエーションで英会話~留学編】
25 2月
スーパーボール(Super Bowl)とは、ナショナルアメリカンフットボールの決勝戦です。
シーズンで勝ち抜いた二つのチームが決勝で争うのを見るために、全米がテレビに釘付けとなります。
また、観戦をしながらバーベキューとビールを楽しむ人も多いようです。
サヤはルームメイトとそれぞれの友人達を招いて、自宅でスーパーボールを観戦することになりました。
アメリカではパーティのホストとして、どんな対応をすればよいのでしょうか。
Saya: Do you want another beer?
「ビールもう一本飲む?」
Sally: Do you have a soda?
「ソーダある?」
Saya: Yeah, I will get one for you. How about you, Rick? Do you need anything?
「うん、持ってきてあげるね。リックはどう?何かいる?」
Rick: I will have another beer.
「俺はビールもらおうかな。」
Saya: OK.
「OK。」
ハーフタイムにて・・・。
Edger: Burgers are ready.
「ハンバーガーできたよ。」
Nikki: Smells good! I’m so hungry.
「いいにおい!おなかぺこぺこ。」
Edger: There are sliced tomatoes, onions, lettuce, ketchup, mustard, and mayonnaise on the table. Help yourself.
「薄く切ったトマト、たまねぎ、レタス、ケチャップ、マスタード、マヨネーズがテーブルにあるよ。ご自由にどうぞ。」
私たち日本人はバーベキューと聞くと肉や野菜、シーフードなどを想像しますが、アメリカではホットドッグやハンバーガーもバーベキューの内に入ります。
私自身初めてバーベキューに参加した際に、ハンバーガーしか出てこなくてびっくりした経験があります。
さて、サヤがDo you want another beer?と言っていますが、このanotherの使い方に困惑している人も多いのではないでしょうか。
Anotherは、「もうひとつの」という意味があります。
ですので、必然的に続く名詞は単数となります。
ここでは、another beerで「ビールをもう一本」という意味ですね。
また、I will get one for you.「持ってきてあげるね。」のoneはその前の文章に出てきた名詞をさします。
つまり、one=sodaとなるわけです。
ちなみに、oneの代わりにitでももちろん問題ありません。
Oneとitの違いは、oneがいくつかあるうちのひとつを指すのに対し、Itが「それ」とひとつを限定することです。
Oneと言われた場合は、sodaが冷蔵庫の中にいくつかあると想像できるというわけです。
Help yourself.は「ご自由にどうぞ。」という意味で、自分でお皿を持って、カウンターにおいてあるものを自由にとってもらう時に使えます。
ゲストが多いときは、このようにセルフサービスにすると楽ですね。
(photo: jeffwilcox/flickr)