恋人の両親との初めてのディナー パート1【シチュエーションで英会話~留学編】
8 3月
ある日サヤはボーイフレンドのカルロスから両親に会ってくれないかと言われました。
アメリカで恋人の両親に会うことは、その関係をとても真剣に考えていることを意味します。
サヤは喜んで承諾しました。
恋人の両親に会う場合は、その家庭へお邪魔してディナーを共にすることがほとんどですが、まれに外のレストランで会うこともあります。
サヤは今回カルロスの両親宅へ招かれました。
Karen: You must be Saya! I’m so happy to meet you.
「あなたがサヤね!会えてとっても嬉しいわ。」
Saya: Hello, Mrs. Diaz. I’m happy to meet you too. Thank you for inviting me for dinner.
「こんにちは。ミセスディアス。私もお会いできて嬉しいです。ディナーのお招きありがとうございます。」
Karen: Oh, please call me Karen. Come on in.
「あら、カレンって読んでくれてかまわないのよ。さあ入って。」
Saya: Thank you.
「ありがとうございます。」
リビングにて・・・
Carlos: Hey dad. This is Saya. Saya, my dad.
「やあ父さん。この子がサヤだよ。サヤ、僕の父さん。」
Dick: Hi Saya. I’m Dick. How are you doing?
「やあサヤ。ディックです。今日はご機嫌いかがかな?」
Saya: I’m good. You have a nice house.
「元気です。素敵なおうちですね。」
Dick: Thank you. Let me show you around the house before dinner.
「ありがとう。ディナーの前に家の中を案内するよ。」
Saya: Thank you.
「どうも。」
食卓にて・・・
Dick: So, how did you two meet?
「えっと、二人はどうやって出会ったのかな?」
Carlos: We took the same class. Once I saw her, I fell in love with her, so I asked her out.
「同じクラスだったんだ。一目彼女を見たとき、恋に落ちたんだ。それで彼女をデートに誘ったってわけ。」
Karen: Do you still go to college, Saya?
「あなたまだ大学に通ってるの、サヤ?」
Saya: No, actually I am doing internship right now. But, in one year I’m going to transfer to university.
「いいえ、実はインターンシップ中なんです。でも大体一年後には四年制大学に編入する予定です。」
Dick: What’s your major?
「専攻は何にするの?」
Saya: My major will be Supply Chain Management.
「サプライチェーンマネッジメントになる予定です。」
初めて恋人の両親と会う時は、始め Mrs. Diaz&Mr. Diazのように苗字で呼ぶのが礼儀です。
それから相手からファーストネームで呼んでほしいといわれたら、ファーストネームで呼び合うようにしましょう。
また、おうちに招かれたら、You have a nice house.「すてきなおうちですね。」と相手のホームをほめると喜ばれます。
ただし、明らかに手入れや掃除が届いていないなど誰から見てもあまりすてきとはいえないような家の場合はこれを言うと嫌味に聞こえますので注意しましょう。
また、ディックが家の中を案内すると言っていますが、日本ではリビング以外を客に見せることを嫌う傾向にありますが、アメリカでは2階なども案内してくれることがあります。
特に家のデコレーションに力を入れている家庭が多くする行為と呼べるでしょう。
How did you two meet? 「二人はどうやって出会ったのかな?」とディックが言っていますが、これは初めてカップルに会った人がよく尋ねるフレーズです。
You twoで「あなたたちふたり」となります。
I asked her out. 「彼女をデートに誘ったんだ。」とカルロスが言っていますね。
直訳すると外に誘うですが、ask+人+outで「デートに誘う」という意味になります。
サヤとカルロスのように、大体恋人の両親からは質問攻めにあいます。
質問されてばかりでなく、自分からも質問をするようにすると、会話が弾んで良いですね。
(photo: mikecogh/flickr)