アメリカ人はみんな明るくてフレンドリー?~日本人が持つアメリカ人のステレオタイプ
3 4月
アメリカドラマや映画などを見て、アメリカ人はみな他人に対して友好的で、ホームパーティやバーベキューなどを常に開いていて、お客さんをいつも歓迎しているというイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。
私自身アメリカで生活をしていて、実際そういう人は多いと感じますが、やはりアメリカ人とひとくくりにしても人それぞれ個性がありますから、そういうのが苦手な人もいます。
ただ、苦手といっても、アメリカは社交にとても重きを置いていますし、社交的でなければ仕事につけませんから、もし自分が良しとしないタイミングに他人を招かなければいけない状態になったとしても、笑顔を振りまいてフレンドリーに対応する人が多いと感じます。
他人に負の部分を見せない、それがアメリカ人なのです。
Yahoo知恵袋の中で、下記の質問がありました。
この間米軍基地にいるアメリカ人宅に行きました。旦那さんが車で迎えに来てくれたのですが、すごく怒ってるような。。。なんか最初から無愛想でした。家に着くとその旦那さんはテレビをパチとつけてアメフトをずっと見てました。なんか凄く居ずらくて僕のイメージだとアメリカ人はドラマなんかだと明るくてお客さん喜ぶイメージだったんですけど、それは外国人が日本人みんな空手やってると言うイメージと同じでホントは違うのですか?
このシチュエーションは、とても珍しいと感じます。
回答の中に、アメリカ人は人が家に訪問していても好きなことをしているとありますが、確かにアメリカンフットボールのシーズン中に奥さんが女の友人を招待したときに、アメフトファンである夫があいさつをそこそこにテレビの試合に一人夢中になるというのはよくあります。
ただし、Yahoo知恵袋の質問のように出会い頭からずっと無愛想というのは、客が来る前によほど嫌なことがあったのかなととらえられます。
「アメリカ人は明るくてフレンドリーであるか。」と聞かれれば、私であれば「表面上は。」と答えます。
アメリカ人は、その表情の豊かさやジェスチャーの多さから、感情を常に表に出していると言うのがステレオタイプで、実は負の感情を隠している、仮面をかぶった人たちなのかもしれませんね。
参考:Yahoo知恵袋より http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1125439146
(photo: Erik Cleves Kristensen/flickr)