婚約報告のための日本帰国パート2~両親との会話【シチュエーションで英会話~結婚編】
19 4月
無事に日本にたどり着いたカルロスとサヤ。
日本語が話せないカルロスと英語が話せないサヤの両親との対談は、果たしてどのようなものになるのでしょうか。
サヤの父:「サヤ、カルロス君はお酒は飲めるのか?何が飲みたいか聞いて。」
サヤ:Carlos, my dad wants to know what you want to drink.
「カルロス、お父さんが何が飲みたいって。」
Carlos: Oh, I will get beer, thanks.
「あ、ビールにするよ。ありがとう。」
サヤ:「ビールだって。瓶で頼んで、お父さんと分ける?」
サヤの父:「そうだな。」
サヤ:Dad says you guys can share a bottle.
「お父さんが、お父さんとあなたでボトルを分けようって。」
Carlos: OK.
「それでいいよ。」
サヤの母:「カルロス君は学校が終わったら何をするつもりなの?」
サヤが訳して、
Carlos: The company I am working as a part-time is going to hire me as a full-time after graduation. I work for a company selling sport gear.
「僕が今アルバイトで働いている会社が卒業後に正社員として雇ってくれることになっているんです。スポーツ関連のものを売っている会社です。」
サヤが訳して、
サヤの父:「そうか。就職先が決まっているのはいいな。将来日本でサヤと生活するというのは考えているのかな。」
Carlos: I hope so. But, at first, I need to find a job in Japan. I am learning Japanese from Saya little by little though…
「そうだといいんですけど。でもまずは日本で仕事を見つけないと。日本語はサヤからすこしずつ教わっているんですけどね・・・。」
The company I am working as a part-time is going to hire me as full-time after graduation.
このThe companyの後に関係副詞whereが省略されていることに注目しましょう。
関係代名詞、関係副詞はこのように省略することができる場合がたくさんあるのです。
また、Part-timeはアルバイト、full-timeは正社員を指します。
I am learning Japanese from Saya little by little though…
Little by littleで「少しずつ」という意味です。
Thoughは「~だけれども」とalthoughと同じ役割をします。
Though A(主語+動詞), B(主語+動詞).もしくはB(主語+動詞)though A(主語+動詞).の2パターンで使うのが基本であり、上のように使うのは文法ミスとなりますが、口語でのみ使用できます。
もしくは簡単なメールや手紙のやりとりなどでしたらOKですが、ビジネスや学校のエッセイなどに使うのはやめましょう。
日本に住む気があるのかという質問に対してうまく言葉を濁したカルロス。
サヤも一人で三人の通訳をしなければいけないため、食事どころではないでしょうね。
婚約者が日本語のできない外国人ですと、両親からの質問に対してうまい言葉を探さなければならず、通訳が大変ですね。
(photo: (Jennifer Peyton)/flickr)