アメリカ人のメール

2 5月

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アメリカ人と携帯メールのやりとりをしていて、そっけなさを感じたり、失礼だなと感じる日本人は多いようです。

たとえば、用件だけを簡潔に述べるような短文だったり、約束の予定を相手の都合上で取り付けられない場合も謝罪があまりなかったりと、日本人同士では考えられないようなことが頻繁にあるためです。

 

約束の日時が決められず、「いつなら大丈夫?」とメールをしたものの相手から返信がなかったりということもよくあります。

これは、アメリカの国民性と言えます。

アメリカ人は、基本的に個人主義ですから、相手の都合に合わせるということは観念になく、あくまでも相手と自分の趣味と都合があえば一緒に行動し、もしあわなければ自分ひとりでというのが彼らの考え方なのです。

ですので、もし相手と都合があわないと感じた場合、相手の都合にあわせないことに対する謝罪の必要はないと考えます。

結果、一緒に行けない場合の返信がないというわけ。

日本での「お付き合い」が存在しない国、それがアメリカなのです。

 

それではいったいどうやってアメリカ人と約束をこぎつけるのかというと、日付をいくつか提案して、相手から返信せざる得ない状況にしてしまうことです。

「どうする?いつならいい?」などのあいまいな質問では、相手から無視される可能性が高いですが、予め選択肢をいくつか用意していれば、相手の都合が合う日が見つかるかもしれません。

アメリカ人とのメールは、いつも積極的に、かつ必要なことはきちんと伝えることが重要と言えるでしょう。

 

参考:Yahoo 知恵袋よりhttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1073285295

(photo: avlxyz/flickr)