長年の海外生活者が日本へ帰国して面倒だと思うこと

24 5月

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海外に長い間在住して何年かぶりに日本に帰国すると、あまりに他国での生活に慣れすぎて戸惑うことがいくつか出てきます。

帰国時に戸惑ったり面倒だと思った経験談を、Yahoo知恵袋から抜粋します。

 

1. ごみの分別が細かい。

アメリカでは指定のゴミ袋もなく、生ゴミはディスポーザーで処理することが殆どです。

更に、かんやびん、ダンボールの箱などは一緒にリサイクルのかごにそのまま入れれば良いので、本当に楽です。

これに慣れてしまうと、日本でのごみの分別は本当に面倒くさいことに感じられます。

 

2. お中元&お歳暮、年賀状の送付。

これは単に文化の違いですね。

 

3. やりたいことや思ったことを率直に言えない。

確かに日本人の前で自分のしたいことや思ったことを率直に言うと、自己主張の強い人と思われることがあります。

私はたまに帰国すると、「ものをはっきり言う性格だよね。」といわれることがあり、そのたびにしまったと思うタイプです。

アメリカではそのまままかり通っていたことも、郷に入れば郷に従えということでしょう。

 

4. 男性は40代に入ったら夏でも半ズボンをはかない。

Yahoo知恵袋の40代男性は、真夏に半ズボンをはいてディズニーランドへ行った際、「この年齢で半ズボンをはいているのは外国人と子供だけ。」とお兄さんに言われたそうです。

たしかに日本で中年男性が生足をさらしているのは見かけませんね。

 

5. 喫煙者がやたら多い。

これには私も毎回驚かされます。

アメリカでは、歩きタバコをするのはマナーが悪いと思われがちです。

また、レストランや、バーでさえも喫煙席は存在しません。

喫煙者の住みにくい国であると言えるでしょう。

 

6. 男性がドアを開けてくれない。

これはアメリカ人みんながやってくれるというわけではありません。

ただし、自分が入った後に後ろの人のために扉を支えるという習慣は男女問わずあります。

私自身日本に帰国したときに、てっきり支えておいてくれているものだと思い扉に手をそえずに前の人に続いて入ったら、ごちっと返ってきた扉に頭をぶつけた経験があります。

 

私は特に渡米1年後に日本へ帰国した際、かなりの逆カルチャーショックに陥りました。

自国に帰って来たのに別の世界に来たような感覚があり、面倒くさいというよりはその発見がとても面白かったのを覚えています。

日本の良い部分や悪い部分を改めて見つけられるのが、留学の醍醐味のひとつなのかもしれませんね。

 

参考:Yahoo知恵袋よりhttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1151489441

(photo: kamikura/flickr)