渡米前にしっかりおさえておこう!自分に合った留学先と滞在先
7 2月
私は留学斡旋会社に依頼して、私の英語力・費用に見合うコミュニティカレッジをすぐに見つけることができました。
私の英語力は挨拶くらいでつたないものでしたので、TOEFLの成績が低くても受け入れてもらえると聞き、安心しました。
そのコミュニティカレッジでは留学生全員が入学と同時に英語力のテストを受け、
その結果に応じて
ESL(English as a Second Language: 英語を母国語としない
留学生や移民のためのクラス)
に組み分けされます。
もちろん英語力が備わっている人はESLのクラスをパスすることができ、はじめからアメリカ人の生徒に混じって大学の授業を受けることができます。
とこのように、
大学によっては授業を受けるために必要な英語力を持ち合わせていない
状態で受け入れてくれるところがあります。
更に一番重要な寮に住むかホームステイをするかの決定は、一人での生活に憧れていたということと、ホームステイでは時間や食事に制限があるということで、
自由を満喫するため寮にしました。
これもすべて留学斡旋会社の方に寮への手続きをしてもらいました。
寮への手続きは電話やメールなどであちらの担当者と空室状態をまめにチェックする必要があるため、
斡旋会社の方がいてくれてとても心強く、助かりました。
春学期からの入学ということで、寮の空きがとても少なく、渡米の2ヶ月前まで担当者の方に交渉してもらい、ようやく寮へ入ることができたのはとても幸運でした。
学校の入学手続きも終わり、寮も決まり、渡米当日、家族と仲間に見送られ、
ドキドキ胸を高鳴らせながら飛行機に乗りました。
飛行機の中、たまたま隣に乗り合わせた中国人留学生の男の子に話しかけられ、
慣れない英語で話しながら、8時間後、ようやくワシントン州シアトル・タコマ
(Seattle Tacoma)空港に到着しました。
担当者から車の送迎があると聞いていたため、待ち合わせ場所で待つもまったく現れません。
30分経って不安になった私は公衆電話の前まで行き、持ち合わせのコインを使って、
何度も失敗しながら寮まで電話をかけることに成功しました。
とても優しそうなルークという男性が電話に出て、緊張しながらも迎えがないことを伝えると、
「ああ、迎えの人行ったんだけど、なかなか君が現れなかったから、
いったん他の生徒を連れて帰ってきたんだ。今すぐそちらに向かわせるからもう少しだけ待っててくれる?」
と指示。
ええ~!待ってくれないの!?とアメリカで初のカルチャーショックを受け、また待つこと30分。
ようやく向かえの人がはにかみ笑顔で現れ、一安心。
学校の名前がついたバンに乗って、その人とさしあたりない会話をしつつ
ようやく寮に到着しました。
右も左もわからないアメリカ生活はここから始まったのです。
<終わり>
(photo:JossSmithson / flickr )