留学費用をどうやって用意するか
6 7月
留学費用の工面が一番の課題です
留学費用は大学や地域によって大幅に変わってきますが、4年制大学卒業までは学費と生活費を入れて最低でも6~700万円はかかります。
家族の援助を受けられればそれにこしたことはありませんが、自分で工面しなければならない場合はあきらめてしまう人も多いのではないでしょうか。
アメリカの大学は日本の大学と違って、高校卒業後にすぐ入学するという考えは全くなく、クラスの年齢層は10代後半から50代と幅広いことで知られています。
それは、高校卒業後にすぐ学校に行く余裕がなく、働かざるを得ない状況にあった人達が、キャリアアップのために学校に戻るという考えがアメリカでは流通しているからです。
また、一度大学を出ていても、別のキャリアを求めて学校に戻ってくるという人たちもたくさんいます。そんな環境に行くのですから、留学する時の年齢なんて全く問題ではありません。
私自身も高校卒業後に親からの援助を受けられず、
しかし留学の夢もあきらめられず、
高校卒業後に就職し、毎月少ない給料をすべて貯金に回すことで、2年間で約400万円ためることができました。
もちろん400万では4年制大学卒業までは足りませんでしたが、その金額がたまった時点でとりあえず渡米しました。
コミュニティカレッジ(日本での短大)を1年半で無事卒業し4年制大学へ編入 その地点で貯金額が少なくなったため、一度日本に帰国し学費を貯めて、アメリカへ戻り卒業しました。
このように、アメリカの大学は単位を残して中断し、また同じところからスタートできるのです。
また、留学生の中には、自分が遅れて学生生活をスタートしたために日本にいる友人達が続々と就職しはじめ、焦りを感じる人達も多いようです。
そういう場合は常に「自分は外国で学ぶというすばらしい経験をつんでいるのだから、後々追いつくことができる!」とポジティブに考えてください。
何年かかっても、必ず留学によって素晴らしい経験を積めますので、
絶対にあきらめず、
また周りに惑わされず、
是非夢を叶えてください。
(photo:bulliver / flickr )