アメリカでの学生生活~PART5 LikeとLoveの違い
12 7月
日本では「好き」という言葉がデートの初めから結婚後も愛を表す言葉として使われていますが、アメリカでは二通りの表現があります。
”I like you.”と”I love you.”です。
Likeは主に、デートを始めて何回目かに、ボーイフレンド・ガールフレンドとして好きだよという時に使います。
対してLoveは、結婚を考えられるくらいに相手のことを愛しているという意味になります。
ですので、相手がまだその域にない場合にI love you.と言ってしまうと、相手に去られてしまう可能性もあります。
I like you.は気軽に言えるけれど、I love you.はプロポーズするのと同じくらいタイミングが重要になるというわけですね。
また、日本では携帯のメールで「好きだよ」と初めて相手に伝えることも多いですが、アメリカでは口頭で言うのが基本です。
万が一口頭以外で愛を伝えた場合に、相手から批判を持たれる場合があるので注意しましょう。
それは、口頭で言う=誠実な愛のイメージがあるためです。
もちろんサプライズとして花と一緒にカードで伝えるなどは好感を持つ女性も多いでしょう。
アメリカドラマ、セックス・アンド・ザ・シティでは、ミランダのボーイフレンドが、特大サイズのクッキーにI love you.と文字を書いて送るシーンがあります。
ミランダはまだ自分の気持ちがわからず、焦ってそのクッキーをすべて平らげてしまいます。
証拠隠滅をすることによって、その愛の告白自体なかったことにしてしまおうということなのでしょう。
それほどI love you.とI like you.には違いがあるのです。
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