グリーンカードの面接【シチュエーションで英会話~結婚編】
12 6月
とうとう移民局での面接です。
近年アメリカでは、永住権取得目的だけで結婚をする人が増えています。
そのため、面接では、二人のおつきあいの経緯やお互いの生活に関しての質問がされます。
Officer: OK. How did you two meet?
「二人はどうやって知り合ったの?」
Saya: We met at school.
「学校で出会いました。」
Officer: How long have you been together?
「どのくらいの間一緒にいるの?」
Carlos: We’ve been together for 2 years.
「2年になります。」
Officer: Did you guys bring something for me today?
「あなたたち、今日私のために何かもってきた?」
Saya: We brought our photo album.
「アルバムを持ってきました。」
面接官の人は一枚一枚丁寧に眺めて、
Officer: Where is this?
「ここどこ?」
Saya: It’s Japan. We went to Japan in May to meet my parents.
「日本です。私の両親に会うために、二人で5月に行ったんです。」
Officer: That’s wonderful. How was it, Carlos?
「それはいいね。どうだった、カルロス?」
Carlos: It was great! Japanese people are all nice and polite!!
「よかったですよ。日本人はみんな礼儀正しいし、親切なんです。」
上の会話内容は実際私が体験したものです。(そして、最後のカルロスのセリフはうちの夫の日本人への印象です。)
はじめはかなり緊張してインターネットでどのような質問がされるのかなどをリサーチしたりもしましたが、実際はフレンドリーな担当者で、思ったよりもスムーズに終わりました。
面接の雰囲気はその面接官によって大きく変わります。
気難しい面接官に運悪くも当たってしまった場合は、なるべく回答は率直に、あいまいな返答はひかえるように心がけましょう。
もし質問の意味が分からないときは必ずたずねるようにしましょう。
また、サヤとカルロスは二人の関係が長く続いているものだという証拠をアルバムで提示しましたが、他にも共同名義の口座、ローン、請求書など、さまざまなものが証明として役立ちます。
ひとつだけでなく、上記のうちいくつか持っていくと安心ですね。
私はアルバムだけでは心もとなかったので、二人で日本に行ったことを示すパスポートに入出国時に押されるハンコを提示しました。
ちなみに、携帯電話やカメラの持ち込みは禁止とされているところが殆どのようです。
事前に送られてくるレターをきちんと確認しましょう。
面接に受かれば、大体その場で結果報告を受け、そのあとの流れの説明があります。
そこまでこぎつければもうグリーンカード取得も間近です。
(photo: Christian Steen/flickr)