ホスピタルツアー【シチュエーションで英会話~妊娠編】

27 8月

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アメリカでは、ホスピタルツアー出産する病院内のツアー)に

参加する妊婦さんはたくさんいます。

サヤも、どんな病室なのか、病院はどんなポリシーで

まれたての赤ちゃんを扱うのかなど細かい詳細を知るために、

ツアーに申し込みました。

 

Lynn: Let’s start from this room.  You will be in this room from the beginning to the end.  You will have your baby here and spend time with your baby after giving a birth.   Basically, your baby won’t go anywhere unless emergency.  If we want your baby to come outside of the room, we will ask you first.  Father of the baby can come with us if he wants to.

「じゃあこの部屋からはじめましょっか。この部屋に最初から最後までいることになります。赤ちゃんを産むときもここ、産んだ後、赤ちゃんと一緒に過ごすのもここです。ようは、赤ちゃんは緊急の事態を除いてはこの部屋を一歩も離れることはないんです。もし赤ちゃんをこの部屋の外に連れ出す必要がある場合は、必ず許可をとるようにします。お父さんも、もしきたければ一緒に来てもらうことも可能です。」

 

Carlos: Is there an identification tag to put on the baby so that you can track where the baby is?

「赤ちゃんがどこにいるかを追う目的の、赤ちゃんにつけるIDタグのようなものはあるんですか?」

 

Lynn: Good question!  Yes.  Every baby gets an identification tag.  Do you remember there was a blue line  right in front of the entrance?  If someone step out with the baby, the emergency system will alert.  So, please never ever take your baby outside of the line.

「良い質問ね!はい、ありますよ。どの赤ちゃんもIDタグをつけることになります。エントランスの目の前に青い線が引いてあったの覚えてる?もし赤ちゃんがそこから一歩でも出ようものなら、たちまち緊急アラームがなる仕組みよ。だから、お願いだから赤ちゃんをその線をこえたところに連れて行かないでね。」

 

Mike: Is there kitchen to make coffee on this floor?

「コーヒーをつくれるようなキッチンってこのフロアについていますか?」

 

 

Lynn: Yes!  You can have coffee, tea, and snacks.  They are all free.  But, these are for fathers not for their bunch of friends or relatives.  We have limited amount of budget to keep the room, so please follow the rule.

「はい!コーヒー、お茶、スナックなんかが手に入りますよ。全部無料です。ただ、これはあくまでもお父さん用に用意されているものだから、大勢のお友達や親戚などの利用は控えてくださいね。限られた予算でこの部屋を運営しているんです。お願いだから、ルールに従うようにしてください。」

 

最後にリンが、大勢のお友達や親戚の飲食を控えるよう言っていますね。

これは、私がツアーに参加したときに実際に言われたことなんですが、

実はアメリカには大家族で出産をサポートする家族がたくさんいるんです。

人種にもよりますが、例えばメキシコなど南米出身の人たちやインド人などは、

母親&父親のほかに祖父母、 従兄弟、その子供たちなど、

総勢10人ほどでやってくる場合も。

たしかにこの人数で備品を使われたら、かなりの出費になりますね。

 

その際15組ほどのカップルがツアーに参加していました。

全室個室で、出産の際にベッドがどんな風に動くのか

生まれた赤ちゃんを暖めるための照明機材お風呂に入れる場所

赤ちゃんを寝かせるベッド、各部屋にそなえつけのアメニティなど

細かな情報をすべて提供してくれました。

また、これは病院にもよりますが、私の出産場所では

病院についているカフェテリアで、その子の父親も食事が一度だけ

無料で食べられるサービスを受けることができました。

その食事は電話でデリバリーとすることもできます。

部屋のアメニティなど自分の目で確認しておくと

もって行くものリストの確認もできてよいですね。

 

(photo:Kyle and Kelly Adams/flickr)