金髪白人女性が苦手なアメリカ人
30 9月
*これはあくまでも私の経験を元にした私個人の考えです。周囲のアメリカ人から聞いた意見も参考にしています。
私の夫は、金髪白人女性が苦手なアメリカ人男性のうちの一人です。
え?ブロンドの白人女性ってモテるもんじゃないの?と驚く人もいることでしょう。
実際は、彼女達に苦手意識を持つアメリカ人男性は多いんです。
あまり日本では知られていませんが、
アメリカでブロンドの白人女性と言うと
■dumb(頭が悪い)
■bitch(性格が悪い女)
■easy(ヤリマン)
というとてもかわいそうなステレオタイプ(固定観念)があります。
しかし、アメリカで生活してみると、
これが単なるステレオタイプでなく当てはまってしまう
ブロンド女性が実はとても多いことに気付くことでしょう。
ブロンドの女性はモテるかモテないかと言われれば、
基本的には見た目がそこそこ良い場合はモテます。
日本人の美的感覚からしても
金髪に色白の女性は目を引くものがありますね。
私自身も自分の持ち合わせていない
彼女達の魅力に憧れた時期もありました。
しかし、外見とは似ても似つかない
内面を備え合わせているブロンド女性は案外多いことに気付き、
今は彼女達に対して苦手意識を抱えています。
そして意外や意外、
彼女達に対して苦手意識を抱いている
アメリカ人男性は割りと多いのです。
私の経験を元にした彼女達へのステレオタイプ(固定観念)は、
「優先(優遇)されることに慣れている」です。
そして、これが当てはまるのは、
- 中流階級(わりと裕福)の家庭で育った。
金髪だということでかわいいと周りから甘やかされて育ったパターン。
- 見目がそこそこ良い。
男性からちやほやされる。プライベートでも仕事でも得することが多い。
この2つが当てはまるブロンド女性です。
例えば、車を運転中、自分の順番を待たずに
さも当然の如くラウンドアバウトを進んだり、
駐車スペースを横取りしたり・・・
何をしても許されると思っているような行動が見られます。
(もちろん中にはマナーの良いブロンドの女性もいます。)
また、プライベートだけでなく仕事でも自信家が多く、
やり手であったり、おいしいとこどりばかり
ということもよく耳にします。
自分の欲しいものは手に入って当然というような態度をとる
ブロンド女性達を頻繁に目にすると、
日本人の私にとっては理解しがたいものがあります。
そんな理不尽な思いをしているのはアメリカ人男性にもいるわけで、
そういう人たちはブロンドの女性に対して苦手意識を持つというわけです。
彼女達はその華やかな見た目から
ちやほやされる人生を送ることに慣れているのでしょうか。
うっとおしく思う反面、私はこう思うこともあります。
生まれ変わるなら一度ブロンドの白人女性になってみても良いかも・・・と。
「美人は特する」とよく言われますが、
「ブロンドは得する」も同じように当てはまるからです。
強気な金髪女性に疲れたアメリカ人男性の目には
控えめな日本人女性はさぞ魅力的に映ることでしょう。
実際、自分で言うのもなんですが、
もし自分が男であったなら、
きっとアジア人女性を選びます。
ブロンドの白人女性は・・・目の保養といったところでしょうか。
(photo: Dave Hamster/flickr)