子供を生むならアメリカ?日本?
13 6月
私はアメリカで出産しました。
でも、ネットを見ていると里帰り出産をする人が多いようですね。
日本とアメリカ、出産に一体どんな違いがあるのでしょうか。
そして、どんなアドバンテージとディスアドバンテージがあるのでしょうか。
まず、アメリカで出産する場合のディスアドバンテージとして、
大変だなと思ったのが入院期間の短さ。
普通分娩で出産後、入院期間は1日半でした。
びっくりしたでしょう?
そうなんです。
入院期間1週間の日本と比べると
びっくりするほど短いんですね。
私は幸運にも8時間の安産だったので
ふらつきながらも退院することができましたが、
長時間の難産の場合はかなり辛いものがあるでしょう。
それと、日本では入院中におしめの変え方やお風呂の入れ方、
母乳育児への指導など細かく入院期間中に教えてくれるそうですが、
アメリカでは、一度教えてもらった後はすべて
入院中の子供の世話を夫婦で行います。
もちろん別室に運ばれた場合は別でしょうが、
同室で過ごす場合は大抵親が面倒をすぐに見ることになります。
我が家の場合は、夫がほとんどおむつ交換を行ってくれました。
そしてここが一番ネックなところですが、
義理の母はあまり頼りにならないということ。
アメリカでは日本のように親が産後手伝いに来てくれるという習慣は
昔は普通にあったものの、今はあまり行われていないようです。
肉体的にも精神的にもキツイものがありますね。
でも、これはアドバンテージにもなると私は思います。
私達の場合アメリカで出産したため
当然実の母からの手伝いは期待していませんでした。
そして、夫の母も遠く離れているため、
最初から夫婦二人力を合わせて試行錯誤で子育てに挑みました。
そのためか夫はとても協力的でしたし、
夫婦の絆が深まった気がします。
私がアメリカで出産することのアドバンテージだと思うのは
無痛分娩の選択肢があること。
アメリカ人の妊婦は高い確率で無痛分娩を選びます。
そのため、引け目なく無痛分娩を行うことができます。
また、バースプランと呼ばれる、
出産当日とその後の入院中の母子のケアなど
細かい要望を書くことができる紙を提出できます。
私が書いたのは、
・自然分娩を希望。
・子供は同室で退院まで一緒に過ごしたい。
・出産後すぐにカンガルーケア(母親のおなかの上に置いてもらうこと)
・出産の立会は夫のみ。
・夫にへその緒を切ってもらう。
とこんな感じです。
え?と驚かれた項目がいつくかあったと思うんですが、
そうなんです。
アメリカでは、大抵の病院で
父親がへその緒を切ることができます。
日本では嫌がる男性が多いですが、
アメリカ人男性は進んで出産に立ち会う人が結構います。
また、入院中は個室に入れられることが
多いというのも良いですね。
他の入院患者と一緒だと何かと落ち着きませんが、
個室であれば夫と子供と家族だけの穏やかな空間にいられます。
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(photo:Chimpr/flickr)