ルームシェアのルール―アメリカ人男性とひとつ屋根の下

28 2月

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寮で知り合ったアメリカ人コナー、同郷出身のマチコ、ミカとの4人での共同生活が始まりました。
寮から出てきて家具なども一切ありませんでしたから、それぞれ机やソファーなどをそろえる必要が出てきました。

そんな時クレッグスリスト(craigslist)と呼ばれるウェブサイトがとても役立ちました。

このウェブサイトはアメリカ人なら誰しも知っているサイトで、新品・中古の物の売り買いや無料であげますなどの広告を無名で出せるサイトです。
そのサイトでほしいものがあれば広告を出した人にメールをし、日時や場所を決めて引き取りにいきます。
ただし最近クレッグスリストを通しての犯罪が多発しているため、個人情報などの取り扱いには十分注意してください。
そうしてクレッグスリストで各自ほしい物を見つけ、コナーに頼んで車を出してもらい、ベッドや机などを格安で手にすることができたのです。

共同生活をするにあたり、特にルールなども作らず、

「家賃や電気代は毎月順番にまとめて払うようにすること」、
「食費は割り勘で」


という簡単な約束だけしました。

食料は週末にコナーの車でまとめて大量に買うようにしました。

幸いコナーがコストコ(Costco)の会員であったため、通常より安く品質のよいものを買うことができとても助かりました。
コストコはアメリカではコスコと呼ばれており、一人では到底使い切れないほどの量で売られていますが、私たちのように4人で使う分には丁度よく、かなり得です。

主に役立ったのがトイレットペーパーや肉、パンなどで、特にトイレットペーパーは1パッケージに36個ほど入っており助かりました。
トイレットペーパーもこんなに入っていると高いもので、コナーは、
「なんでこんな頻度でトイレットペーパーがなくなるんだ!女3人と暮らすとこうなるんだな。」
とこの時ばかりは女3人との共同生活を後悔したようでした。

コスコではたいてい私、マチコ、コナーの3人で出かけていましたが、コナーは私が野菜を入れようとすると、
「野菜ばっかりじゃなくてもっと肉を入れろ。」
と不満をもらし、コーンドッグやホットドッグなどの冷凍食品をばんばんかごに詰め込むのでした。

そんなこんなで冷蔵庫の中は冷凍食品と肉ばかりになり、野菜の少ない生活が続き、私の顔はにきびだらけになりました。
ついに耐え切れなくなったミカは一人食材は自分抜きにしてくれと言い、私たち3人もコストコ以外は別々に管理するようになりました。

ある日コナーから週末友達を呼んでパーティを開きたいと提案がありました。
物珍しさとアメリカ人との交流が増えることへの期待で、私たちはもちろん喜んで承諾しました。
しかしその後はほぼ金土と二日続けてパーティ三昧で、家中に高校生や大学生たちが何十人も入り浸り音楽はがんがんに流れ、地下でアメリカ人の女の子が半裸でストリップを始めたりなどとてもクレイジーな状況に陥りました。
更に音漏れで近所から通報があり、警察が来たりなどしょっちゅうでした。

はじめのうちは私たちも楽しんでいたのですが、半年もたつとうんざりするようになるものです。
毎回パーティ後は家の中がごみであふれますし、それを掃除するのは私のみ

他のルームメイトはリビングやトイレがちらかっていても気にしないようで、常に私が掃除担当
そんな状況にいいかげんに堪忍袋の尾が切れ、コナーに一言物申し、
「パーティは週1まで!」
とルームシェア始まって初の家訓が決まったのでした。

(photo:Mirage floors / flickr )
(photo:Fire At Will [Photography] / flickr )

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