U.S. News ~9/11 10年目のアメリカ~①

15 9月

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10年前のできごとなのでよく覚えている人もいれば、
当時まだ幼くて事態をあまり把握していなかったという人もいるのではないでしょうか。

アメリカ同時多発テロ事件
(September 11 Attacks)

2001年9月11日の朝方、
4機の飛行機がハイジャックされました。
1機はニューヨーク マンハッタンにある
ワールドトレードセンター(World Trade Center)の北棟に、もう1機は南棟へ、
そして1機はワシントンD.C.に位置する国防総省本庁舎ペンタゴン(Pentagon)
それぞれ激突しました。

また、もう1機は乗客の反撃で、ペンシルバニア州シャンクスビルに墜落しました。
目標はアメリカ合衆国議会議事堂(United States Capitol)
ホワイトハウス(White House)だったと考えられています。

このテロ失敗に終わった飛行機の中の様子は「ユナイテッド93」(United 93)
という2006年に公開された映画で再現されています。

10年経った今、このテロリズムでの死亡者は約3000人となっています。
多くの犠牲者の家族が亡骸も手元に残りませんでした。

 

テロリズムの影響

9月11日に起こったテロリズムの影響は計り知れません。
マンハッタンで事件を目撃した人々はその後トラウマになったり、
倒壊したワールドトレードセンターからの肺機能に問題が起きる人もでてきました。

そして、飛行機の搭乗者への検査の強化が行われました。
日本もしばらくは海外への旅行(特にアメリカ方面)を控えた時期がありました。
もちろん諸外国も同じ方法をとっていました。
この件で留学を延期・中断した人もいるでしょう。
留学生に必要不可欠な学生ビザも以前よりも厳重な審査が必要になりました。

また、このテロリズムがイスラム過激派アルカイダの犯行とアメリカが断定してから
中東系の人々やイスラム教信者への差別
アメリカ国内 さらにヨーロッパの国々などでも起こりました。
911は世界中に大変な影響を与えたと言えるでしょう。

(photo: Niels Mickers / flickr )
(photo: cliff1066™ / flickr )
(photo: CT State Library / flickr )
(photo: Beverly & Pack / flickr )
(photo: cliff1066™ / flickr )