Christmas ②アメリカのクリスマス

25 12月

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日本ではクリスマスはカップルで過ごすという人が多い中、
アメリカでは家族で一緒に過ごします

どこのショッピングモールにもサンタクロースが現れ、
子供との記念撮影の場所が設けられます。
子供は Wish Listという欲しいものを書いた紙をもって
サンタに会うために列を作ります。


多くの家庭では、クリスマスツリーをtree farmで購入し、
物置や天井裏からオーナメントをとりだし、
はしごに乗り一つずつつけていきます。

クリスマスツリーには松の木モミの木などの常緑樹(evergreen)を使います。
クリスマスカラーが赤と緑なのは
イエスが十字架に掲げられた時に流した血で、
永遠の命を意味しています。

そしてクリスマスカードが友人や親戚から届き、
家の中にデコレーションの一つとして飾ります。
よく日本でX’masと表記しているのを見かけますが、
Xはクロス(十字架)を表しています。
省略記号である「’」アプストロフィは必要ありませんので、ご注意を。

クリスマス当日が近づくに連れ、プレゼントが少しずつツリーの周りに増えていきます
日本ではクリスマスイブの夜に子供のベッドの側に
プレゼントを置いていくのが、一般かと思いますが、
アメリカの多くの家庭は家族のメンバー一人一人が全員に一つずつプレゼントを用意します
なので大家族の場合はプレゼントが山のように積まれることがあります。

キリスト教の家庭はクリスマスイブには教会に行きます
教会によって行うことはそれぞれだと思いますが、聖歌隊キャロルを歌ったりするので、
キリスト教徒でなくてもクリスマス気分が楽しめるでしょう。

クリスマス当日の朝には、サンタからもプレゼントがツリーの下に増えていて
子供たちがラッピングをびりびりに破きながらプレゼント開けます。
日本では包装紙をきれいに開けるのが礼儀ですが、欧米ではこれが普通です。
最初はびっくりするかもしれませんね。

また天井に飾ったヤドリギ(Mistletoe)の下で出会った男女は
キスをしなくてはならないというロマンチックなしきたりもあります。

アメリカに留学したいと思っているみなさんは、
クリスマスを題材にしているアメリカ映画を見るのをおすすめします。
34丁目の奇跡 ( Miracle on 34th Street)、ホームアローン、
クリスマスキャロル・・・・など挙げるときりがありません。
見るだけでも楽しいですが、英語の勉強にもなるし一石二鳥です!
アメリカ留学する際には、日本とは一味違うクリスマスを過ごしてみてくださいね♪

(photo: pixajen / flickr )
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