アメリカ人はみんな持っている番号:ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)とは??

30 11月

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アメリカで生活することになると、

色々なことにソーシャルセキュリティナンバー

Social Security Number, 通常SSNと書きます)が必要になってきます。

 

ソーシャルセキュリティナンバーとは何か

アメリカの社会保障局が発行する

個人個人が所有する9桁の番号のことです。

上の図のようなカードが

アメリカ市民権保持者アメリカの永住権保持者、

そしてアメリカで合法的に働けるビザを持っている人のみに発行されています。

SSNは社会保障つまりは日本でいう年金を受ける為に配布される番号であり、

同時に納税の登録番号でもあります。

アメリカには日本とは違って戸籍のようなものがないので、

このSSNが個人のIDとしても使用されているのです。

 

キャンパス内のバイトでSSN取得!? 

以前は旅行者も申請することのできたこのSSNですが、

現在はできなくなっています。

基本的に留学生はアメリカで労働許可は与えられていません。

唯一、許可されているのが在籍している学校の中でのアルバイトです。

日本では学生のアルバイトで税金の処理を自分ですることは

あまり一般的ではないと思いますが、

アメリカでは収入の額が小額であれタックスリターンという

確定申告を行う必要があります。

従って、留学生でもアルバイトをするようになると

SSNの取得が必須になるわけです。

 

キャンパス内でのアルバイトは人気なので、

空きがあると多数の学生の応募があります。

学業で忙しい留学生にはキャンパス内の

アルバイトと言っても簡単にできるものではありません。

しかし、銀行の口座を開く際や運転免許の取得、

携帯やアパートメントの契約時など

必ずと言ってSSNを求められます。

SSNがないとSSNを持てない留学生である証明をしたり、

契約以外の保証金(デポジット)を払う必要があって色々手間がかかります

英語の向上の為にも、便利な生活を送る為にも

キャンパス内でのアルバイトでSSNの取得をおすすめします。

(photo: ProgressOhio / flickr )