ペンシルバニア州への留学
5 9月
東海岸側の州の一つであり、歴史の長いペンシルベニア州。
アメリカ合衆国の始まりにもなっているフィラデルフィアがあるので、ニックネームは「The Keystone State」(礎石の州)です。
ペンシルバニア州の人口は約1200万人で、アメリカ国内第6位の人口をもつ州になります。
ペンシルバニアの特色
ペンシルバニア州の大都市フィラデルフィア市はアメリカ独立の発端の地であり、Independence Hall、Liberty Bell(自由の鐘)などのアメリカの歴史に重大な意味を持つ物を見られるのがペンシルバニアの特色です。
Liberty Bell(自由の鐘)
深い歴史だけでなく、現代のペンシルベニアの産業は様々な分野で躍進しています。
農業や機械工業などは昔からですが、近年はバイオメディカル製品、特殊金属などのマテリアル技術、環境技術、音声や画像などのデータ統合技術などの最新テクノロジーを研究している会社が多くあります。
そしてオリンパス、ソニー、明治製菓、三菱電機、富士レビオ、積水化学などの日本企業も数多く進出しています。
また、ペンシルバニア州はニューヨークシティとアメリカの首都ワシントンDCのちょうど中間地点に位置していて、アムトラック(長距離電車)で約2時間で行くこともできます。
ペンシルバニアの高い教育水準
ペンシルバニアはその長い歴史から数多くの教育水準の高い学校が存在します。
日本の歴史上の著名人である津田梅子、新渡戸稲造、野口英世もここペンシルバニア州で学んだ経緯があります。
アイビーリーグ(アメリカ国内にある世界でもで名門の私立大学8校の総称)の一つであるペンシルバニア大学(University of Pennsylvania)はフィラデルフィア市にキャンパスを置いています。
100ドル札に載っているベンジャミン・フランクリンが創設者の一人です。
特にメディカルスクール、ロースクール、ビジネススクールが有名です。
これらの大学院過程は四年間の大学課程を卒業してから入学資格が与えられますので、日本の大学を卒業してから留学を望む人も多いようです。
ペンシルバニア州はアメリカの歴史を直に感じられ、数多くのことが経験・学べる素晴らしい留学場所と言えるでしょう。
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