ジョージア州への留学
11 9月
フロリダの北隣にあるジョージア州は
約970万人が住み、アメリカ国内の人口第9位の州です。
1996年の夏季オリンピックが行われたアトランタ市がジョージアの州都です。
ジョージア州の特徴
ジョージア州のニックネーム「Empire State of the South」の通り、
南部の州で一番栄えているのはジョージア州です。
小説「風と共に去りぬ」(Gone with the Wind)の舞台にもなっているジョージア州は
南北戦争で膨大な被害を受けて、そこから復興した経緯もあります。
現代的な部分と古き良きアメリカと言った両方の魅力を合わせ持っています。
アトランタ市では多くの大企業の本部があります。
中でも有名なのはコカ・コーラの本社や
ニュース専門局のCNNもあります。
(留学を考えている人はCNNのニュースでリスニングを鍛えている人もいるでしょう。)
他には世界最大級のとても大きなジョージア水族館や
ワールド・オブ・コカコーラという博物館などが有名です。
トヨタや日産、ヤマハやソニーと言った
日系の大企業もアトランタに多く進出しているので、日本人向けのお店も揃ってます。
成田からのデルタ航空による直行便もありますので、留学生活はしやすいと言えます。
ジョージア州の有名な大学
ジョージア州で一番有名な大学は私立のエモリー大学(Emory University)です。
コカ・コーラ社が支援をしている大学でもあります。
ノーベル賞やピューリッツァー賞などを受賞している権威のある教授が数多く在籍していて、
様々な専攻を学ぶことができます。
アメリカ国内で人気の観光地であるフロリダ州はすぐ隣なので、
現地でできた友達と生き抜きに遊びに行くのも良い留学の思い出となるでしょう。
南部のあたたかさ
南部の暮らしというのは東海岸や西海岸とは違いがあります。
特に南部の人々は独特の訛りがあるので、英語留学には敬遠されがちです。
しかし、アメリカの文化や歴史を勉強するには重要な地域です。
「Southern Hospitality」という言葉があります。
これは日本語に訳すと「南部のおもてなし」です。
日本でも県民性などの地域によるの気質の違いを表す言葉があるように
アメリカでも地域別のステレオタイプがあります。
南部の人々はお客様やよそから来た見知らぬ人にも対して
あたたかい心で迎えるという言葉です。
日本から出れば、私たち日本人は外国人ということになります。
ホームシックやカルチャーショックなどで留学を中断する人は実はとても多くいます。
自分自身の意思が一番重要ですが、Southern Hospitalityで
周りがあたたかく迎えてくれ、協力してくれれば
充実した留学生活を送ることができるでしょう。
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